これだけはチェック!(洗濯機編)

設置場所と搬入経路だけは確認すべし

洗濯機は背が高くないのでそれほど大きい気がしませんが、搬入しにくい家電のひとつです。製品はダンボールにパッケージされて届くので、搬入経路は実際のサイズより8cm程をプラスした余裕が必要です。

住居に洗濯用のスペースが設けられている場合、給水口の位置や防水パンのサイズによって制限を受ける場合もあります。

ドラム式の洗濯機を選ぶ場合は、前方にドアを開くスペースも必要になります。毛布などの大きなものを洗う事もあるので、狭いとせっかくの洗濯物を汚してしまいます。

また、開く方向も確認しておく必要があります。販売店で確認してくれる場合もありますが、うっかり違う向きを購入してしまうと、とても使いにくい環境になってしまいます。

ドラム式か、タテ型か、それが問題だ・・・

スタイリッシュなドラム式の洗濯機は、少ない水量で洗える・衣類を傷めにくい・乾燥させやすいなどの利点があります。反面、洗浄力がやや弱い・色移りし易いなどのデメリットもあります。

昔ながらの縦型洗濯機は、ドラム式とは反対に洗浄力が強いのが自慢ですが、衣類が絡まりやすい・乾燥は苦手などのデメリットがあります。

詳しくは、洗濯機の形状比較の記事で紹介していますが、価格差を考慮しなければ、洗濯から乾燥までの総合力ではドラム式の方が勝っています。ただし「洗う」と「乾かす」を別に考えた場合、タテ型が今後も根強い人気を保つことが予想されます。

洗濯のやり方には個人差があり、1週間まとめて洗う人もいれば、毎日こまめに洗う人もいます。衣類を分別して洗いたい人もいれば、何でもかんでも一緒という人もいます。

洗濯の流儀により、ドラム式の方がいい場合と、タテ型の方がいい場合があるので、それぞれのタイプで一番おすすめを選びたいと思います。  

乾燥機能をどう考えるか?

今やどの洗濯機にも優れた脱水機能がついているので、部屋干ししか出来ない場合でもそれほど不自由しません。乾燥機能が不要ならば、タテ型洗濯機がおすすめです。やっぱり外で干したい、と考える人もたくさんいます。

乾燥機能を重視する場合は、乾燥させる方式にも注意が必要です。基本的には、高熱を吹き付けるヒーター式と、乾いた風で湿気を奪っていくヒートポンプ式があります。

ヒーター式は早く乾くという利点がありますが衣類が傷みやすくなります。ヒートポンプ式が衣類に優しく省エネ性能も優れていますが、乾燥には時間がかかります。

ドラム式の洗濯機は大抵がヒートポンプ式の乾燥方式を採用しています。ドラム式は回転時に空間ができるので乾燥に有利で、ヒートポンプ式でも比較的短時間で乾かせるのです。

回転時に空間ができにくいタテ型では、ヒートポンプ式では乾きにくいため、ほとんどがヒータ式の乾燥方式を採用しています。それでも構造上、長い乾燥時間が必要になるため、洗濯と乾燥を一台で考えた場合、ドラム式以外に選択の余地はありません。

洗濯機+乾燥機という選択もある

設置場所に余裕があれば、洗濯機と乾燥機を分けるという選択もありです。衣類によって乾きやすいものとそうでないものがあるので、本来分けた方がいいのかも知れません。

靴下や下着などを分別して洗いたい場合や、デリケートな衣類は自然乾燥させたい場合など、2台で運用した方が効率のいい場合もあります。洗濯と乾燥を同時進行できるので、洗濯する量が多い家庭では時間の節約にもなります。

ただ、乾燥専用機には各社あまり力を入れていません。乾燥専用機の現行品も後で紹介したいと思いますが、2台づかいの管理人としては寂しいところです。

衣類乾燥機については、乾燥機の乾燥能力の記事でも紹介しています。

洗濯槽の自動おそうじ機能は標準装備ですが・・・

洗ったのに臭いが残る、という場合、一番疑わしいのは洗濯槽の汚れです。現行の洗濯機はどのモデルも洗濯槽の自動掃除機能を装備していますが、その方法は様々で、安価なモデルでは単にすすいた後の残り水で洗い流すだけのものもあります。

分解してみなければ詳細まで分かりませんが、3年もすれば購入時のようなピカピカ状態であることはまれで、くすみやヌメリ、隅の方の汚れなどはどうしても残ります。

洗車する時も、高圧洗浄機で水をかけただけではいくら強力でも汚れが落ちません。汚れた水がいつもまとわりついている洗濯槽の裏側を、水圧だけで掃除するのには無理があり、カタログのイメージのようにはなかなか行きません。

洗濯機の場合、主な汚れや臭いの原因は黒カビです。そして黒カビには過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)が最も効果的です。

難しい手順は必要ありませんが、ポイントは10時間以上放置する事です。こすり落とすことができないため、科学反応でカビを浮かせるのですが、それには長い時間が必要になります。

お湯1リットルに対し10グラムの割合で酸素系漂白剤を投入し、しばらく洗濯機を回転させます。その後洗濯機を止め、朝までそのままにしておけば、結構な量の黒カビが水面に浮かび上がります。

この状態の時、洗濯槽の裏側では、まだ黒カビがゆるくへばりついています。一旦浮かんでいる黒カビを除去し、しばらく運転して止めるとまたカビが浮かんできます。この作業を数回繰り返しますが、根気よく続ければほとんどのカビを浮かせ取ることができます。

ただし、ドラム式洗濯機の場合は水に浸かる部分が少ないので、少しずつドラムの角度を変えながら、それぞれの位置で10時間も放置するのは、現実的にかなり無理があります。浸した後も高速で回転させれば飛び散って他の場所に付着するだけです。

もちろん洗濯槽専用の洗浄コースなどがついていますが、タテ型のように綺麗さっぱりとは行かないのが現状のようです。

洗い方によって最適な容量は変わります

一応の公式はあるのかもしれませんが、各人の洗濯物の量は千差万別です。タオルを一度使っただけで洗濯する人もいれば、真っ黒になっていても気にならない人もいます。まぁ、そういう人は洗濯機に興味はないでしょうけれど・・・

効率よく洗浄できるのは、洗濯物の量が最大容量の8割の時だといわれます。最大8kgの製品なら6.5kg位が適量というわけで、少なすぎると無駄が多く、多すぎると洗浄力が落ちたり絡まったりします。

実際の所、重さというより洗濯物の体積で考えた方が分かりやすい気がしますが、スーパーのカゴ一杯で3kg位でしょうか。なので、この辺を参考に、一度に洗う量がどれくらいかを考えて容量を決めればいいかと思いますが、あくまで参考です。

洗濯機の場合、大は小を兼ねる、という考え方はありです。消費電力は大きさではほとんど変わりませんし、洗濯物の量によって水量などはある程度自動的に制御してくれます。どちらかというと詰め込みすぎの方が弊害が多いので、できれば大きめがおすすめです。



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