日立 プレミアムXシリーズ
日立の冷蔵庫は主婦層に人気が高く、それが頷ける機能がたくさんあります。
庫内と完全に空気を遮断してしまう真空チルドは、日常のちょっとした残り物の保存にはとても便利です。閉めると真空状態になるので、ほんの少しの残り物や、すぐに食べてしまう食材に、いちいちラップをかけなくても鮮度が保てます。チルドルームは各社装備していますが、真空は日立だけです。
プラチナ触媒の新鮮スリープ野菜室は、カタログの最初に掲載してあることからも、野菜の保管能力に対する自信が伺われます。しかもフルオープンなので、野菜の使い忘れも少なくなります。
高級指向の電動引出しタイプですが、日立はこのタイプだけがフルオープン機能付きで、手動引出はフルオープンにはなっていません。電動といっても手動で開く事も可能で、電気系統の不具合で開けなくなる様な心配はいりません。
庫内のレイアウトに対する工夫を一番こらしているのも日立です。安定感のある強化ガラス製の庫内棚は分割して高さ調整ができ、鍋ごと冷蔵庫に入れるなどの使い方もできます。冷凍庫内も3段トレイになっているので、小さな冷凍食品でも紛れてしまうことがありません。
タッチオープンが可能なクリスタルドアは高級感たっぷりですが、無駄な機能はなく、しかも省エネ性能はNo.1の折り紙つきです。
ワンランク下のGシリーズもXシリーズから電動機能を落としただけなら魅力的なのですが、引出がフルオープンでないなど、他にも微妙な違いがあるので、できればXシリーズが欲しくなります。
あえていえば、Xシリーズは最上位機種のうえ、日立の冷蔵庫は人気が高いので、お値段的に少し高めになってしまうという不満はあります。とはいえ、随分値段もこなれてきたので、次期モデルが発表される7月当たりなら、いい買い物ができるかも知れません。
日立 プレミアム X シリーズ | |||
730リットル | R-X7300F | R-X7300F | |
670リットル | R-X6700F | R-X6700F | |
620リットル | R-X6200F | R-X6200F | |
565リットル | R-X5700F | R-X5700F | |
517リットル | R-X5200F | R-X5200F |
幅 | 奥行 | 高さ |
880 mm | 738 mm | 1833 mm |
825 mm | 728 mm | |
750 mm | 738 mm | |
685 mm | 738 mm | |
685 mm | 699 mm |